【J1プレビュー】5位でも勝率は「リーグ2位」FC東京が逆転を懸けて横浜F・マリノスと「直接対決」の画像
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■【画像x3】横浜FM対FC東京の予想フォーメーションと先発メンバー

J1リーグ第6節 横浜F・マリノスFC東京
4月2日(土)|19:00 日産スタジアム

 FC東京は「出遅れた」。だが、これは単に新型コロナウイルスによるものだけである。
 FC東京の順位は、現在5位。まだ順位を気にする段階ではないが、FC東京にとっては意味がある。まだリーグ最少の消化試合数ながら5位につける事実は、評価されていい。
 今節は2位の横浜F・マリノスと対戦する。勝点3差で追っている状況だが、相手はすでに7試合を戦っている。勝率で言えば75%と、43%の横浜FMを大きく上回っているのだ。この数字は、4勝を挙げて勝率8割の3位鹿島アントラーズに次ぐもので、首位の川崎フロンターレを超えている。
 FC東京は、横浜FM相手に3連敗中だ。しかも、0-8という大敗を喫した昨年11月の試合など、3連続で無得点に終わっている。
 だが、今季はアルベル監督の下、新しいサッカーに取り組んでいる。今回は2点差をつけて勝利すれば順位も逆転できる「直接対決」で、選手の意気も上がるだろう。首都圏のビッグクラブ同士の激突は、「何か」が起きる予感を漂わせている。

■横浜F・マリノス

2位  勝ち点12 3勝3分1敗 12得点8失点 得失点差4

【出場停止】なし

【直近5試合結果】
L△0-0 鳥栖(H)
L△1-1 札幌(A)
L○2-0 清水(H)
L○2-0 神戸(H)
L●1-3 柏(A)

【通算対戦成績】
H 26試合・13勝 2分11敗
A 26試合・ 9勝 8分 9敗
計 52試合・22勝10分20敗

【直近対戦成績】
2021年11月 6日 J1第35節 ○8-0(H)
2021年 5月 1日 J1第12節 ○3-0(A)
2020年10月24日 J1第28節 ○4-0(A)
2020年 7月12日 J1第 4節  ●1-3(H)
2019年12月 7日 J1第34節 ○3-0(H)

【今節のみどころ】
 消化試合数も多く2位につけてはいるが、3勝3分1敗と良い結果が出ているとは言い難い。ケガ人が出るなどのアクシデントはあったが、頂点を狙うならば底力を見せなければいけないところだ。
 この試合はクラブが創立された1992年4月1日という記念日の翌日という、30周年記念マッチだ。そこで期待したいのが、水沼宏太。父は前身の日産自動車時代から活躍した元日本代表の水沼貴史氏、だが、単なる「二世」と呼べる選手ではない。
 先発であれベンチスタートであれ、確実にチームの力になる男。この試合で、鍵になる存在となってもおかしくない。

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