【J2序盤のキーワードは「3連勝」!】挑んできた新潟を返り討ち!ホームで久々勝利&7位浮上の千葉、「決勝点」を上げた元日本代表DF鈴木大輔が語った“再決意”【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
鈴木大輔(千葉)   写真:西村尚己/アフロスポーツ

■首位横浜FCと2位町田の共通点とは?

 シーズン序盤のJ2は、「3連勝」がキーワードになりそうだ。

 今シーズン初のミッドウィーク開催となった3月30日の7節を終えて、横浜FCが6勝1分の勝点19で首位を快走している。2位は5勝1分1敗で勝点16のFC町田ゼルビアで、この両チームには共通点がある。

 J2全22チームのなかで、この2チームだけが3連勝以上を達成しているのだ。横浜FCは開幕から4連勝の好発進で、町田は2節から4節にかけて3連勝した。2連勝でも3戦負けなしでもなく3連勝以上を飾ったことで、両チームはシーズン序盤の昇格レースをけん引している。

 今節はアルビレックス新潟が3連勝に挑んだ。

 5節のヴァンフォーレ甲府戦でシーズン初勝利をあげ、前節はザスパクサツ群馬に3対2で競り勝った松橋力蔵監督のチームは、ジェフユナイテッド千葉のホームに乗り込む。どちらも相手ゴール迫るが得点を奪うことはできず、スコアレスで迎えた90+5分にドラマが待っていた。

 千葉の元日本代表DF鈴木大輔にCKからヘディングシュートを浴び、新潟は土壇場でリードを許してしまう。田口泰士をキッカーとするリスタートは千葉の強みで、それまで何とかしのいでいたのだが、最終盤に被弾してしまった。3連勝を逃した新潟は2勝3分2敗となり、6位から11位へ順位を落としている。

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