■新シーズンの落とし穴
――ワールドカップ出場権をつかんだメンバーから、本大会へ行く23人が大きく変わることはないでしょうか。
後藤「23人のうち、7、8人は変わってもおかしくないと思うよ。大迫勇也、前田大然、冨安健洋は、ケガがなければ絶対に呼ばれるでしょ。酒井宏樹もそうだし、古橋亨梧、鎌田大地、堂安律と挙げるだけで、もう7人。さらに、急成長した選手も入るかもしれないし」
大住「久保建英は、このベトナム代表戦のような調子だったら外れるよね」
後藤「新シーズンになってレアル・マドリードに戻ったものの、全然試合に出られなくなっちゃうかもしれないし」
大住「レアルには行かない方がいいと思うけどなあ。他にも、新シーズンになって監督が代わるクラブもあるだろうから、それで出られなくなる選手もいるかもしれない。6月と9月の強化試合を終えて、いざ11月のワールドカップ開幕になったら、予選を戦ったコアのメンバーから半分近く顔ぶれが変わっていた、ということは十分あり得ると思うけど。
いずれにせよ、最終予選ラストゲームのベトナム代表戦まで見ての結論は、どんな試合でもある程度きちっとしたメンバーを出して、少しずつやっていくしかない、いうことだよね」
後藤「その通りです」