FIFAワールドカップカタール・アジア最終予選グループB第10節日本代表対ベトナム代表が埼玉スタジアム2002で3月29日19:35キックオフで行われる。
すでにW杯出場を決めている日本だが、この試合に勝利すればグループB首位通過が決まる。森保一監督はアジア最終予選の最終節でどのメンバーを起用するのだろうか。今回は、日本代表の予想スタメン&フォーメーションを紹介する。
■板倉と遠藤の代役は?
日本は7大会連続7度目のW杯出場権を獲得したが、気を抜いてはいられない。ワールドカップカタール大会の開幕は11月。そこまでの代表活動は限られており、さらなるレベルアップ、そしてメンバー選考も始まっている。このベトナム戦がW杯への切符をかけたサバイバル第1戦と言っても過言ではないだろう。
先発予想、GKはシント=トロイデンVV(STVV)の守護神シュミット・ダニエルだ。アジア最終予選はここまで権田修一がゴールマウスを守ってきた。他のGKにチャンスを与え、競争を促すことになるだろう。手足のリーチを活かしたセービングに定評のあるシュミットが、ベトナムを0に抑えることができるだろうか。
右サイドバックにはオーストラリア代表戦で三笘薫の先制ゴールをアシストした山根視来。3バックで臨むことになれば、右ウィングバックに入ることになるだろう。CBには吉田麻也と谷口彰悟だ。オーストラリア戦で吉田とコンビを組んだ板倉滉は所属するシャルケが昇格争いをしていることもあり、コンディション調整のため代表を離脱。1月・2月の代表戦で板倉とコンビを組んだ谷口が今度は吉田とコンビを組むことになる。左サイドバックには中山雄太だ。佐々木翔も候補になるが、中山の序列が上になる。
遠藤航も所属のシュトゥットガルトが1部残留争いをしていることもあり、板倉と同様に代表を離脱。アンカーには守田英正が入るだろう。日本代表ではインサイドハーフでプレーしているが、川崎フロンターレ時代はもともとアンカーで起用されていた。このポジションでプレーしても問題はない。そしてインサイドハーフには原口元気と旗手怜央を予想。柴崎岳の可能性もあるが、序列は原口の方が上。柴崎の状態を確かめるために起用することも考えられるが、先発は原口だろう。