サッカー日本代表・森保一監督が「全面信頼した選手」たち!!東京五輪で示した「自信と川崎フロンターレの連係」!中村憲剛氏が語った「だから、五輪とフロンターレ」の意味とは?の画像
森保一監督 撮影/中地拓也

 FIFAワールドカップカタール・アジア最終予選グループB第9節、オーストラリア代表対日本代表が3月24日に行われた。アウェイの日本が2−0の勝利を収め、7大会連続7度目のW杯出場を決めた。中村憲剛氏が語ったオーストラリア戦で分かった東京五輪での経験と川崎フロンターレの連係とは。

■五輪で示した自信

 日本は三笘薫の2ゴールの活躍でオーストラリアに2−0の勝利し、7度目のW杯出場を決めた。今大会は東京五輪に出場した選手、さらに川崎フロンターレに所属、所属していた選手の活躍も目立っていた。

 1勝2敗で迎えたホームで行われた10月のオーストラリア戦では、田中碧がアジア予選初出場ながら、代表初ゴールを決めた。窮地の日本を救う活躍を果たし、田中の評価は急上昇。今回のオーストラリア戦では三笘が2ゴールの大活躍を見せた。

 2021年11月のオマーン代表戦でも伊東純也の決勝ゴールを三笘がアシスト。今予選はジョーカーとして決定的な仕事をした。

 代表に選ばれている選手には、昨夏の東京五輪に参加したメンバーが複数含まれる。オーバーエイジとして活躍した遠藤航吉田麻也酒井宏樹に加え冨安健洋久保建英板倉滉、さらには田中碧や三笘など多くのメンバーが東京五輪を経験している。

 初めは批判的な声が上がっていた森保監督のA代表の牽引。五輪ではベスト4、最終的にW杯出場を掴んだことも考えれば、この牽引監督は成功だったと言えるだろう。特に今回のオーストラリア戦は森保監督の采配も的中し、スタメン起用、途中起用した選手たちが活躍した。

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