■出場すれば2019年以来のA代表
東京五輪代表にも召集されていた上田は、20年にJ1で10点、21年に同14点を、鹿島で得点力に磨きをかけるストライカーだ。182センチを上背もあり、ポストプレーも得意とする。大迫という絶対的な存在がいない中で、最前線に立つ可能性の最も高い選手といえる。直近のJ1湘南戦でもゴールを決めており、準備は万端だ。
しかし、20年、21年とフル代表の出場歴はない。出場すれば2019年以来のA代表の試合となるが、そんな上田にとって、こうしてチームに溶け込んでいることはプラスと言えそうだ。
上田は今年2月に結婚を発表し、私生活では“大事なゴール”を決めている。このオーストラリア戦でもゴールを決めて、日本列島に歓喜をもたらすはずだ。