■パリ五輪世代初の国際大会にJ2から7人選出
パリ五輪を目ざすチームが、本格的な強化へ動き出す。3月上旬の国内トレーニングキャンプを経て、今月下旬に国際大会『ドバイカップU-23』に出場するのだ。U―23クロアチア代表、U―23カタール代表と対戦し、その後順位決定戦に臨むチームは、27人で編成されている(大畑歩夢と鮎川峻が怪我のため不参加に)。
もっとも注目を集めるのは、松木玖生だろう。青森山田高校からFC東京入りした18歳は、J1リーグに開幕から5試合連続で出場している。背番号10を背負う斉藤光毅(ロンメル/ベルギー)らと、どのような化学反応を見せるのかは興味深い。
尚志高校3年のチェイス・アンリも招集されている。183センチのパワフルなCBは、松木と同じように飛び級でのメンバー入りだ。
さらに、内野貴史もリストアップされた。ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフで、デビューを飾ったばかりのマルチなDFだ。
大岩剛監督が選んだ27人のなかには、J2でプレーする7選手も含まれている。CBの木村誠二(モンテディオ山形)、馬場晴也(東京ヴェルディ)、鈴木海音(栃木SC)、右SBの半田陸(山形)、左SBの加藤聖(V・ファーレン長崎)、MFの山本理仁(東京V)、FWの藤尾翔太(徳島ヴォルティス)だ。