■デンベレが好調
今冬の移籍市場で補強に成功したバルサの攻撃陣に注目が集まる。センターフォワードにはピエール=エメリク・オーバメヤン。現在公式戦2試合連続のゴール中と好調だ。同選手はバルサに来て10試合に出場し、ここまで7得点を記録している。さらに同選手がゴールを決めた試合はバルサは負けなし。新エースの活躍が鍵を握ることになりそうだ。
左ウィングにはフェラン・トーレスだ。バルサ移籍以降、公式戦13試合に出場5得点4アシストを記録。オーバメヤンとともに初クラシコに臨む。右ウィングにはアダマ・トラオレではなく、ウスマン・デンベレだ。トラオレはここまでバルサで公式戦4アシストを記録するも、期待のゴールはまだない。3月13日に行われたオサスナ戦で、バルサに移籍以降初めて出番なしに終わった。続く同17日のガラタサライ戦は前半のみの出場。レアル戦はベンチスタートとなるだろう。
逆にデンベレが好調だ。リーグ戦のここ2試合スタメン出場。ここ5試合では1ゴール5アシストを記録。今季序盤は怪我の影響で出場機会が限られていたが、ここに来て調子を取り戻してきた。復調のガラスの天才がレアルに襲いかかる。バルサの3トップがレアル守備陣を崩せるか注目したい。