J1リーグ第2節 セレッソ大阪―京都サンガF.C.
2月26日(土)|14:00 ヨドコウ桜スタジアム
実に6シーズンぶりの対戦となる。J1での顔合わせとなれば、2010年以来となるセレッソ大阪と京都サンガF.C.による「京阪ダービー」だ。
最後の対戦は、お互いの運命を大きく分けるものとなった。C大阪は4位、京都は勝点9差の5位でリーグ戦を終え、J1昇格プレーオフに進出。その初戦となる準決勝で対戦して1-1で引き分け、リーグ戦で上位だったC大阪が勝ち上がり、そのまま3シーズンぶりのJ1復帰をつかみ取った。京都は雌伏を強いられることとなった。
ドロー決着から6年。互いに新しい姿を見せ合う一戦となる。
当時を知る選手は少なくなったが、時間が流れて新しい見どころも加わった。ともに下部組織で育った「2人の颯太」の存在だ。
C大阪は17歳の北野颯太、京都では20歳の川崎颯汰。ともに開幕戦に出場しており、クラブの未来を担う人材だ。
命運を分けた一戦から時間が流れ、新たな歴史を刻む京阪ダービーとなる。
■セレッソ大阪
7位 勝ち点1 0勝1分0敗 2得点2失点 得失点差0
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
ル○3-2 G大阪(A)
L△2-2 横浜FM(A)
L●1-2 清水(A)
L○2-1 名古屋(H)
L●1-4 川崎(H)
【通算対戦成績】
H 12試合・ 6勝1分5敗
A 13試合・ 7勝4分2敗
計 25試合・13勝5分7敗
【直近対戦成績】
2016年11月27日 プレーオフ準決勝 △1-1(H)
2016年 9月 3日 天皇杯2回戦 ○2-1(H)
2016年 7月31日 J2第26節 △3-3(A)
2016年 4月29日 J2第10節 ●0-2(H)
2015年 7月18日 J2第24節 ●0-1(A)
【今節のみどころ】
開幕戦では横浜F・マリノスに押される時間も長かったが、それだけに悪くない試合だったと言える。パスで相手をいなす場面もあったし、勝点をしぶとく持ち帰ったことは評価に値する。
そして、インパクトを残したのが北野颯太だ。10分間だけの出場だったが、当たり負けしないドリブル突破など、17歳とは思えぬ堂々としたプレーを披露した。
ガラリとメンバーを入れ替えたミッドウィークのルヴァンカップでは、早くも先発出場。惜しいシュートも放っている。
この試合でも、若い才能への期待は高い。勝敗を分ける存在となっても、おかしくはない。