「サッカー批評のtoto予想」(第1285回)2月26・27日 鹿島アントラーズに2015年以来の「川崎フロンターレ打破の目」!J2と静岡ダービーにはドローの嵐!の画像
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 今回のtotoではJ1第2節の9試合(FC東京名古屋グランパスの対戦は中止となったため、どの選択肢を選んでも予想合致として取り扱われる)とJ2第2節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 ジュビロ磐田清水エスパルスが対戦する。3シーズンぶりの静岡ダービーだ。

 このカードには、ある特徴がある。これまでの対戦成績は、勝ち越している磐田から見て32勝6分25敗。極端に引き分けが少なく、かなり白黒つきやすいカードなのだ。

 ただし今回は、あえてドローを予想したい。両チームとも、このダービーでは互いにホームで勝利をつかむことが多かった。今回迎え撃つ形になる磐田は、他のカードを含めても、やはりホームで大きく勝ち越しているのだが、エコパで戦った過去のゲームは20勝14分20敗。ぐっと引き分けが多くなるのだ。

 それに両チームとも、開幕節を終えてまったく同じ成績で8位に並んでいる。久々の対戦で珍しい引き分けというのも、ダービーの新たな1ページになると言えるかもしれない。

 鹿島アントラーズ川崎フロンターレの対戦では、久々の「逆転」が見られるかもしれない。

 かつて川崎は「K点越え」と銘打って、強豪の鹿島を倒すことを目標にしていた時期があった。時代は変わり、川崎はJリーグの歴代最強とも言われるようになり、鹿島はタイトルが遠のいている。直接対決においても、リーグ戦では2015年の2ndシーズンを最後に6シーズン、12試合も連続で鹿島は川崎に勝てていないのだ。

 だが、潮目が変わりつつある。鹿島は苦手としていたシーズン初戦で快勝を飾った。一方の川崎は、スーパーカップで浦和レッズに敗れると、開幕節では苦しみながらも何とか勝ったが、ミッドウィークの横浜F・マリノス戦では2-4と大敗した。

 現在の調子は、対照的なものになっている。川崎の方が中2日での連戦と、コンディション的にも厳しい。ここは鹿島が勝つとみていいだろう。

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