■復帰のマウントは?
ボランチにはジョルジーニョとマテオ・コヴァチッチ。コンディション面や今後の日程などを考えてエンゴロ・カンテやロス・バークリーなどを起用する可能性も考えられるが、順当にいけばジョルジーニョとコヴァチッチだ。右ウィングにはセサル・アスピリクエタ、左ウィングにはマルコス・アロンソだ。アロンソの代わりにサールの可能性もあるだろう。
そしてシャドーにはハキム・ツィエクとメイソン・マウント。準決勝で決勝弾に絡んだカイ・ハフェルツを起用する可能性も考えられる。今後のことを考えて、準決勝で負傷から復帰したマウントを出場させるだろう。今後プレミアリーグ、FAカップ、EFLカップ決勝と過密日程となるチェルシーにとっては重要な戦力。この大会でコンディションを上げておきたいところだ。
ワントップには当然ロメル・ルカクだ。今季はここまでリーグ戦16試合出場5得点1アシストを記録。怪我やコロナ感染などもあり、ベルギー代表FWにとっては物足りなさもある。だがパワーやスピード、テクニックは一級品。チェルシーの初優勝は、このエースの働きが鍵を握ることになるだろう。