FIFAクラブワールドカップ(CWC)2021決勝、チェルシー対パルメイラスが現地時間2月12日に行われる。欧州王者のチェルシーは南米王者のパルメイラスを下し、初優勝を果たすことができるだろうか。今回は、チェルシーとパルメイラスの予想スタメン&フォーメーションを紹介する。
■指揮官不在
UAEで行われているCWCに臨んでいるチェルシーだったが、トーマス・トゥヘル監督が新型コロナウイルス陽性と診断され渡航できず。準決勝は指揮官不在で戦うことになった。それでもアジア王者アル・ヒラル(サウジアラビア)との試合では、ロメル・ルカクの決勝弾で1−0の勝利を収め決勝進出となった。
チェルシーのGKにはセネガル代表のアフリカネーションズカップ優勝に貢献したエドゥアール・メンディだ。CWCからチームに合流。準決勝はベンチメンバー入り。メンディの代表招集まで出場機会が少なかったケパ・アリサバラガが、チェルシーのゴールマウスを守っていた。決勝でもケパがスタメン起用されたが、正守護神が決勝でゴールマウスを守ることになるだろう。だがケパのコンディションも良く、難しい決断となりそうだ。
フォーメーションは準決勝アル・ヒラル戦と同様に3-4-2-1で来ると予想。3バックは変わらず、アンドレアス・クリステンセン、チアゴ・シウバ、アントニオ・リュディガーだ。マラング・サールを入れて、4バックを形成する可能性も考えられるが、決勝も同じ3バックで来るだろう。