■久保のスタメンは?
3トップも変わらず、右から伊東、大迫勇也、南野拓実だ。伊東は中国戦でゴールを含む全2得点に絡む活躍。良い状態でサウジ戦に臨めそうだ。伊東にどれだけボールが集まるかでサウジ戦の勝敗が決まってくると言っても良いだろう。
左ウィングには南野だ。このリバプールMFはここまでアジア最終予選で2アシストを記録しているものの、いまだゴールなし。2次予選ではゴールを量産していただけに寂しい感がある。日本のエースらしさを出してほしい。センターフォワードの大迫はPKではあるが、中国戦でゴールを記録。とにもかくにも大迫にゴールが生まれたことは好材料。サウジ戦でのゴールに期待がかかる。
サウジ戦でも中盤3ボランチ気味の4−3−3で臨む可能性が高いが、オプションとしては中国戦の後半のように4-2-3-1もあり得る。その場合は遠藤と田中、もしくは遠藤と守田をダブルボランチに置き、トップ下に久保建英を置くことになるだろう。
久保は中国戦では途中出場で随所に光ったプレーを見せた。しかし、出場時間が短いこととミスもあり、本来の力を発揮したとは言い難い。後半のオプションとしては、コロナ陰性が確認された浅野拓磨や前田大然のスピードタイプの2人がいる。後半に相手を掻き回すように走りまくってほしい。
7大会連続のワールドカップ出場へ向けて、負けられないホームでのサウジ戦。サウジは日本に勝利すれば、グループ2位以内が確定する。逆に日本が勝てば首位サウジとの勝ち点差は1に縮まる。果たして、日本はサウジにリベンジを果たすことができるのだろうか。