■伊藤涼太郎は「大きな覚悟を持って」
浦和から加入の伊藤は完全移籍だ。16年のプロ入り後は浦和で定位置をつかめず、水戸や大分へ期限付き移籍してきた。昨シーズンも7月から水戸のユニフォームを着たが、今回は浦和に別れを告げた。
「大きな覚悟を持ってこのチームに来た。自分がこのチームへ来た意味を結果で証明したい」と伊藤は語る。「浦和でそこまで試合に絡むことなく、J1の舞台で結果を残すこともなく、非常に悔しい思いをしたので、このチームをJ2優勝、J1昇格させるために完全移籍してきました。絶対にJ1にあげるんだという覚悟を持ってきました」と、強い決意を明かした。
攻撃の組み立てから崩しに関わり、自ら得点もあげる伊藤は、18年に水戸の一員として34試合9ゴールをマークしている。シーズンを通して稼働すれば、2ケタ得点も狙えるだろう。