■「大迫にボールが入っている」前線でのコンビネーションが活性化
27分、右サイドでボールを持った伊東に大迫勇也が寄っていき、コンビネーションで打開しようとしたシーンについて、内田氏は前線の選手の距離感について問われると、「すごくいいと思います。初戦のオマーン戦を思い出してほしいですけど、なかなか大迫にボールが入らなかったんですけど、今日は大迫にボールが入っているので」と回答。
さらに37分には、田中碧からのボールを受けた守田英正がトリッキーなワンタッチヒールパスで南野へ預け、南野がキックフェイントからシュートまで持って行く。このシーンに内田氏は「守田がスルーをしていても大迫が奥に居たので、やっぱり連動はしているなと思いますね」と、華麗なパスワークを称賛。
前線の選手同士でのコンビネーションが向上していると言及している。
さらに42分には、大迫への鋭い縦パスを刺した遠藤航を「良いところ見ていましたね、さすが」と称賛。「東京五輪を含めて、推進力や前につけるパススピードや質が高いなと思います」と、離脱中の吉田からキャプテンマークを継いだ背番号6のビルドアップを褒めたたえた。