■気になるセンターバック候補4人の動き
今回のメンバーでは、吉田麻也と冨安健洋という守備の2枚看板を負傷で欠いた構成となっている。そのため、そこに誰が起用されるのか、そして、どのシステムを採用するのかが注目されている。ここまで4-3-3で勝ち点を積み上げてきた森保JAPANだが、久保建英や堂安律の攻撃力を生かすために4-2-3-1を用いる可能性もあるからだ。
今回、センターバックのポジションで招集されているのは、谷口彰悟、中谷進之介の国内組2人と板倉滉、植田直通の海外組2人の計4人。この中から2人が起用される見込みとなっている。4人は昨日の練習から参加しており、合宿2日目でも練習内容を軽快にこなしていた。個の能力だけでなく、組み合わせを考慮しながらの選考となりそうだ。
現在、日本は4勝2敗の勝ち点12で、6チーム中2位となっている。対する中国は1勝2分3敗で勝ち点5の5位。3位のオーストラリアとは勝ち点差がわずかに「1」と迫っているだけに、中国戦は負けられない試合となる。