1月27日に行われるワールドカップアジア最終予選・中国戦に向けて、25日、サッカー日本代表が千葉県内で練習を行った。24日の練習は18人で行い、ボールを触ったトレーニングは国内組が中心となっていたが、この日は全員がそろっての練習となった。
運命の埼玉2連戦に向けて、ついに日本代表が全員集合だ。前日は合流できていなかった、GK川島永嗣(フランス・ストラスブール)、MF柴崎岳(スペイン・レガネス)、MF伊東純也(ベルギー・ゲンク)、MF南野拓実(イングランド・リバプール)、MF堂安律(オランダ・PSV)の5人も練習場に姿を現した。日本に到着して時間はわずかだったが、疲れた様子はなかった。
森保一監督の話を聞いたあと、まずは全員でランニング。その後はボールを触った練習を行った。川島に加え、権田修一とシュミット・ダニエルのGK3人は、練習開始直後からセービングの練習を行い、コンディションを上げていた。
この日の練習は冒頭15分のみが報道陣に公開され、その後は完全非公開。中国戦を想定した戦術練習が行われた模様だ。24日の練習では、合流したばかりの海外組11人はランニングを中心とした軽いメニューだったが、この練習では“最後の5人”もボールを触っていただけに、全員がそろって綿密な対策を練ったとみられている。