サッカー日本代表「ワールドカップ最終予選」古橋亨梧、三笘薫、吉田麻也ら「主力欠場」の危機を救う「救世主候補5人」(2)ドイツで絶好調の奥川雅也、超スピード王の前田大然と「調子を上げた背番号10」【フォーメーション図】の画像
前田大然  提供:JFA
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 日本代表はワールドカップカタール2022・アジア最終予選グループB第7節で中国代表(1月27日)、第8節でサウジアラビア代表(2月1日)とそれぞれホームで対戦する予定。今回の代表戦では怪我により、多くの主力選手の欠場が濃厚となっている。
 正念場ともいうべきこの2試合で、日本の救世主となり得る選手5人を紹介する。

■ドイツで絶好調の男

 現在、ブンデスリーガ1部で最も活躍していると言っても良いのがアルミニア・ビーレフェルトの奥川雅也だ。このタイミングでもう一度招集しても良いはず。奥川は2020年11月に追加招集という形でA代表初招集となるも、当時所属していたザルツブルクでクラスターが発生。残念ながら、招集見送りとなってしまった。

 今季の奥川は絶好調。今季は開幕から主力に定着し、ここまでリーグ戦18試合に出場7ゴール1アシストを記録。現在4試合連続ゴール中とノリに乗っている。チームは残留争いをしているものの、奥川の活躍もあって4試合負けなし。奥川の好調とともにチームも好調だ。

 奥川の特徴はドリブルと決定力だ。細かいタッチで狭いスペースを突破できる。さらには絶妙なタイミングかでの抜け出しから、ゴールを奪う決定力も兼ね備えている。4-3-3であればセンタフォワードかインサイドハーフ、4-2-3-1であればトップ下が適任だ。鎌田大地とポジションを争うことになりそうだが、是非とも奥川を招集してほしい。

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