■目標は10得点10アシスト
――子どもたちにサッカーを教える「エストレージャサッカースクール」のバックアップもされているということで、ドリブルがうまくなりたい子どもたちにアドバイスするとしたら、どんな言葉をかけられますか。
「最近は、ドリブルを仕掛けてボ-ルを取られることを、悪いことだととらえる考え方もあるように思います。でも、どんどん仕掛けていった方が、相手にとっては怖いはずです。失敗してもやり続けて、結果を出していくことが大事だと思います」
――2022年はワールドカップ・イヤーです。クラブではシーズン後半戦も始まりますが、どんな一年にしたいですか。
「まずは、しっかりと出場権をつかんで、ワールドカップに出るという目標があります。ヘンクでは、今シーズンも10得点10アシストできればいいかなと思いますが、シーズンの半分以上が終わっているので、10得点は少し厳しいかもしれませんが、何とか到達できればいいなと思っています」
――ワールドカップに出たら何をしたいですか。
「勝ちたいですね。特にどこと対戦してみたいというのはないのですが、強豪相手に勝ちたいです」
いとう・じゅんや
1993年3月9日、神奈川県生まれ。逗葉高校から神奈川大学へと進み、卒業後にヴァンフォーレ甲府へ加入。プロ入り2年目には柏レイソルに移籍し、翌2017年には日本代表に選出。現在はベルギーのヘンクでプレーし、日本代表でも主力としてプレー。
「自立心」「考える力」「個性」 3つのポイントを重視し、2021年7月に幕張で「サッカー小僧×輝ける人間を育てる」に取り組むエストレージャサッカースクールのアドバイザーも務める。
●エストレージャサッカースクールHP