日本代表は2022年に入り、11月にカタールで開催されるワールドカップに向けて加速していく。2021年には思わぬつまずきもあったが、立ち直りに成功。1月にも最終予選が再開され、最後の局面での戦いが繰り広げられることになる。
その日本代表で、八面六臂の活躍を見せているのが伊東純也だ。所属するベルギーのクラブ・ヘンクでもアシストやゴールという結果を残し続けている。
その日本代表でも鍵となる伊東選手に現在、そして未来に向けての話を聞いた。
■日本代表の若き選手たちの素顔
――ベルギーや周辺の国にも日本人選手が多くいますが、普段から交流はありますか。
「いまはコロナ禍で機会がありませんが、以前は普段からオランダやドイツに行ったりしていましたよ。柏レイソルで一緒だった(中山)雄太がいるし、オランダにいる頃の(板倉)滉にも結構よく会いましたね。大した話はしなくて、ただ一緒に食事をするだけですけど」
――日本代表でも、彼らとはよく話すのでしょうか。
「いまはコロナ禍で、ホテルでも1人で部屋にいることが多いです。食事の時にはアクリル板で仕切られているので、話も聞きづらいくらいで」
――フル代表にも東京オリンピックに出た若い選手たちも入ってきました。特に久保建英選手はまだ20歳ととても若いにしっかりしているように思いますが、どんな印象ですか。
「メディア対応などはしっかりしていますが、普段は普通の20歳ですよ。オンとオフがしっかりしているんじゃないですかね」