■ベルギーへ渡って変えたこと

――ヨーロッパに行って、プレーを変えたり、工夫を加えた部分はありますか。

「ベースはそれほど変わっていないと思いますが、より自分で仕掛けたり、シュートを打てる場面では積極的に打つようになりました。すべてのプレーを1段階上げていかなといけないな、と思ったので。柏レイソルにいた時は、外に張って仕掛けるスタイルだったんですが、こっちに来てからは内側にポジションを取ることも多くなりました。プレーをつくることや、パスを出す役割や裏への抜け出し、もちろん外にも張ったりと、あらゆるプレーをやっている感じですね。監督によって、求められるプレーはそれぞれ違いますから、いろいろできなきゃいけないな、と感じています」

いとう・じゅんや
1993年3月9日、神奈川県生まれ。逗葉高校から神奈川大学へと進み、卒業後にヴァンフォーレ甲府へ加入。プロ入り2年目には柏レイソルに移籍し、翌2017年には日本代表に選出。現在はベルギーのヘンクでプレーし、日本代表でも主力としてプレー。

「自立心」「考える力」「個性」 3つのポイントを重視し、2021年7月に幕張で「サッカー小僧×輝ける人間を育てる」に取り組むエストレージャサッカースクールのアドバイザーも務める。
●エストレージャサッカースクールHP

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