年が明けたばかりだが、移籍のニュースは続いている。チームの始動に向けて、着々とチームづくりが進められているのだ。
年を挟んで、ビッグなニュースが相次いだ。王者・川崎フロンターレからは、かねてから噂されていた旗手怜央のセルティック移籍が正式に発表された。2021年の川崎の強さをあらゆるポジションで支えた万能選手が、満を持して欧州に挑戦する。
横浜F・マリノスからも前田大然が、同じくセルティックに移籍する。旗手は完全移籍だが、前田は2022年6月30日までの期限付き移籍で、買い取りオプションがついている。
また、2人の移籍とは正反対で、寝耳に水の国内復帰のニュースも飛び込んできた。ベルギーでプレーしていた鈴木優磨が、アカデミー時代から過ごしてきた鹿島アントラーズへ電撃復帰したのだ。
昨夏に欧州内での移籍が噂されていたが、実現には至らず。心機一転、「優勝させるために」と愛するクラブへ舞い戻った。変革のシーズンを迎える鹿島で、大きな力になることだろう。
ここでは東日本と西日本に分割しつつ、2021年シーズンを戦った20クラブに加え、2022年にJ1へと昇格する計22クラブから正式発表された動向をまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。「新」は高卒、あるいは大卒の新人選手。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手)