■実にハイレベルな試合だった

 また、攻撃時には4バックへの変更を行い、ビルドアップでは右サイドの低い位置でボールを持つようにデザイン。これによってリバプールは誰がそこまで出て行くのかが不透明になってプレスが崩れ、奪いに行くと空いた所を使われるという悪循環に。

 ゴールこそ生まれなかったものの、チェルシーが強さを取り戻して試合を終えた。

 互いに、良さと課題のどちらも見せた2022年の初戦はハイレベルかつ白熱の戦いとなったが、この2チームを置き去りにしようとしているシティの強さの凄まじさたるや……今年もプレミアリーグから目が離せそうにない。

 

■試合結果

チェルシー 2-2 リバプール

■得点

9分 サディオ・マネ(リバプール)

26分 モハメド・サラー(リバプール)

42分 マテオ・コバチッチ(チェルシー)

45+1分 クリスティアン・プリシッチ(チェルシー)

  1. 1
  2. 2
  3. 3