■J2からの移籍組がそろって上位に!

 3位は樋口雄太。背番号10を背負った25歳は、司令塔として流動的なスタイルを見せるチームをその正確な両足でけん引した。3190分(37試合)の出場時間があったからこそ、鳥栖は躍進することができた。4位は仙頭啓矢で、J2京都から移籍1年目にして主力に定着。全試合に出場し、3090分の出場時間となった。

 5位は飯野七聖で、J2群馬から移籍してきた1年目で2666分に出場。6位は小屋松知哉で2406分(37試合)、7位はファン・ソッコで2135分、8位はシーズン途中に札幌から加入した元ベガルタ戦士の中野嘉大で1918分、9位はシーズン途中で清水に移籍した松岡大起で1830分(21試合)、10位は21年8月に18歳になった中野伸哉で1790分(34試合)だった。

 11位は大畑歩夢で1768分(30試合)、12位は山下敬大で1707分(35試合)、13位は島川俊郎で1529分(35試合)、14位は酒井宣福で1516分(29試合)、15位はシーズン途中で海外移籍となった林大地で1353分(20試合)、16位は白崎凌平で970分(12試合)である。以上16人がシーズンを通しての出場時間が1000分か、それに近い選手だ。ちなみに、仙台のレジェンド梁勇基は39分だった。

 チーム得点王となったのは山下で9得点、2位は酒井で8得点、3位は樋口と小屋松の6ゴール、5位は林の4ゴールだ。2ケタ得点者はいなかったものの、多くの選手が得点に絡んで躍進を作り出した。

PHOTO GALLERY ■【画像】サガン鳥栖の出場時間ランキングと得点ランキング■
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