■12月06日/Jリーグアウォーズ
「2021Jリーグアウォーズ」が12月6日に行われ、最優秀選手(MVP)やベストイレブンが発表された。今季のMVPは川崎のレアンドロ・ダミアンで、ダミアンは得点王とMVPの“2冠”を達成したことになる。ちなみに、得点王とのW受賞は史上9人目だ。
ここで気になるのが、ダミアンの次にMVPに近かったのは誰かということ。ベストイレブンに先行して優秀選手賞31名が公表されていたが、その31名は、J1クラブの監督及び選手による投票結果をもとに決まっていた。実際には、そこから村井満チェアマン、原博実副理事長、Jリーグ常勤理事、J1クラブ実行委員によって構成される選考委員会の投票によって選出されるのだが、31名の得票数はJリーグアウォーズを前に公表されていた。
MVPのダミアンの得票数は「273」でトップ。それに次ぐのは、そのダミアンと得点王争いを繰り広げた前田大然(横浜FM)で、「250」だった。3位はジェジエウ(川崎)で、「223」。4位は山根視来(川崎)で「205」、5位は家長昭博(川崎)で「188」だった。6位はアンドレス・イニエスタ(神戸)で「163」、7位は谷口彰悟(川崎)で「155」、8位は稲垣祥(名古屋)で「153」、9位は脇坂泰斗(川崎)で「134」。1ケタ順位のうち6枠を川崎勢が占めており、そろって高い評価を得ていたのだ。