J1リーグ第36節 浦和レッズ―横浜F・マリノス
11月20日(土)|14:00 埼玉スタジアム2002
【今節のみどころ】
今シーズンは残り3試合。今節は6位の浦和レッズと2位の横浜Fマリノスが対戦する。
ACL出場権が与えられる3位フィニッシュが前節で遠のいた浦和だが、最終節まで望みをつなぐためには、今節で立て直すしかない。主力選手が負傷し、さらにベテラン勢の退団が相次いで発表されるなど、チーム事情はセンシティブではあるが、それらを払拭する結果を残したい。
一方、横浜FMにとっては、今節で勝てば2位が確定する重要な一戦。第34節のG大阪戦の敗戦で、優勝を逃してしまった無念を晴らすためにも、しっかりと勝ち切りたいところ。前節は8得点のゴールラッシュを記録しただけに、今節も好調の攻撃陣に期待が高まる。
■浦和レッズ
6位 勝ち点59 17勝8分10敗 43得点36失点 得失点差7
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】明本、酒井、柴戸、ユンカー
【直近5試合結果】
L●0-1 鹿島(A)
L△1-1 川崎(A)
天○2-0 G大阪(A)
L○5-1 柏(H)
L△1-1 G大阪(H)
【通算対戦成績】
H 36試合・12勝5分19敗
A 36試合・15勝3分18敗
計 72試合・27勝8分37敗
【直近対戦成績】
2021年 4月 3日 J1第 4節 ●0-3(A)
2020年11月29日 J1第27節 ●2-6(A)
2020年 7月12日 J1第 2節 △0-0(H)
2019年11月 1日 J1第19節 ●1-3(A)
2019年 9月 8日 J1第 6節 ●0-3(H)
【今節のみどころ】
前節の鹿島戦では、来季のACL出場権をかけた上位対決として注目されたが、前半から相手にペースを握られ、セットプレーから失点。後半は修正を図るも、0-1で敗れた。ACL出場権が与えられる3位とは勝ち点差が8と、厳しい立場に追いやられている。
リーグ戦は残り3試合だが、天皇杯でのACL出場権も狙える位置にいるため、今節でチームを立て直したいところ。一方、今週は阿部勇樹の引退や槙野智章、宇賀神友弥の退団が立て続けに発表された。これがチームのメンタリティにどのように影響するのかも注目したい。
今節は横浜FMをホームに迎える。前回の4月の対戦では0-3で圧倒されたが、当時はリカルド・ロドリゲス監督の戦術もまだ浸透していなかったため、シーズン中に積み重ねてきた成果を発揮し、自分たちのスタイルを相手に見せつけたいところ。まずは好調の相手の攻撃陣をしっかりと封じ、効果的なビルドアップから攻め上がることができるか。