■アジアで問題となるVARへの認識
大住「伊東純也は疲れ切っていたしさ。なぜ変えなかったのかが不思議」
後藤「それは疲れるよね。でも最後まで走っていたじゃない」
大住「確かに走っていたし、あのシュートは素晴らしかったけどね」
後藤「あれがオフサイドで取り消されていなければ、誰文句は言わないよ」
大住「あれがゴールと認められていたら、展開は全然違うものになったかもしれない。テストというか、新しいチャレンジができたかもしれないね」
後藤「選手ももっと楽な気持ちでプレーできたはず。ベトナムも、あんなシュートを決められたら意気消沈してしまう。あのオフサイドの判定で、あらゆることが変わったよね」
大住「普通はあんなのオフサイドにしない。VARを見てのチェックに3分もかかって、さらに主審の確認に2分もかかるようだったら、そんなものは明らかな間違いではないよね。VARの使い方が未熟」
後藤「アジアの試合を見ていると、いつもその話になっちゃうね。アジアのレフェリーは、VARというのはあらゆるものを見逃さないためにあるんだと思っている。VARは何のためにあるのか。その根本を、JFAはAFCにしつこく言い続けないといけないね」