日本代表はカタールワールドカップ・アジア最終予選で苦戦。森保ジャパンは4試合を戦ってここまで2勝2敗のグループBの4位に位置している。7大会連続のワールドカップ出場へ苦しい状況にある日本代表チームを飛躍させる選手はいるのだろうか。ケガをしている選手を含め、今の日本代表に必要な「ラストピース」になれる選手を6人紹介する。(※(1)、(2)3人ずつの計6人)
■東京五輪で活躍したビースト
林大地はサガン鳥栖時代、そのプレースタイルから「ビースト」という愛称で親しまれた。8月の東京五輪には、バックアップメンバーとして選出されていたが、新型コロナウイルスの影響で登録メンバー数が拡大されると、ケガなどの影響があった上田綺世と前田大然に代わり5試合にスタメン出場。見事下克上を果たし、ゴールこそなかったものの、ポストプレーや献身的な守備で評価を上げた。
林は東京五輪後にベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)へ移籍。今季はここまでリーグ戦6試合に出場し、1ゴール1アシストを記録している。献身的な守備、さらにはポストプレーができるなど大迫勇也の後継者となれる可能性も秘めている。決定力がさらに上がれば、代表招集も見えてくるはずだ。