「森保ジャパン」の「ラストピース」になる日本代表選手6人(2)東京五輪で輝いた｢ビースト｣林大地やポリバレントな23歳・旗手怜央、「覚醒の目前」ゴールハンター鈴木優磨も選出【図表】

■ポリバレント性、ユーティリティ性のある２３歳

　今回選出したメンバーの中で唯一のＪリーガーとなったのが、川崎フロンターレに所属する旗手怜央だ。同選手はなんと言っても、ポリバレント性とユーティリティ性が魅力的だ。どのポジションでも器用にこなし、自身の実力を遺憾無く発揮することができる。

　現在日本の手薄なポジションである左サイドバック、インサイドハーフや両ウィングでプレーできる。４－２－３－１でも４－３－３でも対応可能だ。左ウィングに入れば、フィジカルとスピードを活かした迫力のあるプレーでチームに貢献できる。左サイドバックでも果敢な攻撃参加は魅力的。さまざまな状況下でも対応できる旗手の存在は大きいはず。日本のラストピースとなれる存在だ。