■10月24日/J1第33節 川崎フロンターレ 1‐0 清水エスパルス(等々力)
川崎フロンターレがホームで清水エスパルスを下し、優勝に王手をかけた!
10月2日のFC東京戦以来およそ3週間ぶりとなった試合でエースFWレアンドロ・ダミアンが決勝ゴールをあげると、この1点をしっかりと90分間守り切って勝利。リーグ戦2戦連続で“ウノ・ゼロ”を達成すると同時に、連勝を「7」に伸ばし、勝ち点を84に上積みした。しかもこの「84」という数字は、昨年、川崎が記録した史上最多勝ち点「83」を上回るもので、川崎は新たなステージへと突入した。
川崎が等々力で白星を挙げてから2時間後のヨドコウスタジアムで、優勝の行方に影響する試合の終了を告げるホイッスルが鳴った。セレッソ大阪がホームに迎えた相手は、横浜F.マリノス。現在、リーグ2位につけて川崎以外に優勝の可能性が残る唯一のチームだ。
結果は1-2でマリノスが敗れたため、首位チームは2位のチームに勝ち点差で12をつけることとなった。今季のリーグ戦の残り試合は5試合。つまり、次節にも2021年のリーグ優勝チームが決まる可能性がある数字だ。
とはいえ、川崎は浦和に勝てばいいわけではない。次節で川崎が優勝するには、「川崎が勝って横浜FMが引き分け以下」か、「川崎が引き分けて横浜FMが敗れた場合」だ。