■10月24日/J1第33節 川崎フロンターレ 1‐0 清水エスパルス(等々力)
川崎フロンターレがホームで清水エスパルスを下し、優勝に王手をかけた!
10月2日のFC東京戦以来およそ3週間ぶりとなった試合でエースFWレアンドロ・ダミアンが決勝ゴールをあげると、この1点をしっかりと90分間守り切って勝利。リーグ戦2戦連続で“ウノ・ゼロ”を達成すると同時に、連勝を「7」に伸ばし、勝ち点を84に上積みした。しかもこの「84」という数字は、昨年、川崎が記録した史上最多勝ち点「83」を上回るもので、川崎は新たなステージへと突入した。
6連勝で迎えた清水戦に、現時点で考えうるベストメンバーで挑んだ。さらに、ケガで離脱していた背番号10・大島僚太もベンチ入り。7月17日のアウェイ清水戦以来のメンバー入りとなった。
気温がぐっと下がった中で行われた試合を、川崎が序盤から支配した。テンポ良くパスを回してロティーナ・エスパルスの隙を探りながら、左ウイングのマルシーニョがドリブル突破を図るなど多彩な攻撃を展開。3トップこそシュートを撃たなかったが、DF山根視来のクロスバーを叩いたシュートやMF脇坂泰斗の左足ミドル、そしてMF旗手怜央の直接FKなど、次々とチャンスを創り出してゴールを狙い続けた。最初の45分間で放ったシュート5本は、いずれも等々力競技場を盛り上げるものだった。