21日、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が定例会見を行い、22日に行われるJ1第33節の柏レイソル戦について、試合の展望とともに相手の警戒点に言及した。
柏の印象について問われたリカルド監督は、「柏は誰がプレーするかによって特徴が変わる。プレーする選手を生かしたり、相手を止めるためにシステムをよく変えるチームという印象。カウンターアタックもあるし、ボールを持ったときにはあまりポゼッションをせずに速攻でフィニッシュまで持っていくという縦に速いプレーもある。セットプレーについても危険なチームだと思っている」と、変則的かつ攻撃的な相手の特徴を挙げた。
柏の現在の順位は13位。降格圏である17位の湘南ベルマーレとは勝ち点差が9と、来季のJ1残留に向けては依然として油断できない状態である。5位の浦和のほうが上位ではあるものの、降格圏のチームを引き離したい柏にとっては勝ち点を少しでも積み上げようと必死になって向かってくるだろう。
リカルド監督は、「柏はこの前の試合では清水エスパルスにも勝って、今回も簡単な試合にはならないと思う。誰がプレーするかによって武器が変わるので気を付けなければならない」と警戒した。