「サッカー批評のtoto予想」(第1261回)10月16・17日「順位の差は結果に直結しない」【7位・サガン鳥栖vs17位・湘南ベルマーレ】【5位・浦和レッズvs14位・ガンバ大阪】の画像
画像:サッカー批評WEB編集部
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 今回のtotoではJ1第32節の7試合とJ2第34節の6試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 7位のサガン鳥栖は、前節にJ2降格圏の17位に後退した湘南ベルマーレを迎え撃つ。順位は離れているが、安易に鳥栖の勝利を予想はできない。

 一時期は引き分けはあるものの勝利が続かなかった鳥栖だが、8月末からようやく連勝。ただし相手は下位のベガルタ仙台清水エスパルスであり、降格圏の大分トリニータとは引き分けて、3連勝を逃した。さらには直近2試合はアビスパ福岡徳島ヴォルティス相手に、ともに3失点して敗れている。しかも、ここ3試合無得点であることは大いに気がかりだ。

 一方、対する湘南も苦しんでいる。川崎フロンターレ横浜F・マリノスという上位2チーム相手に粘りながら、連続した神奈川ダービーを落としている。内容は悪くないとは言うものの、それで勝てないのが一番つらいところ。

 対戦成績でも分がある湘南の勝利を「ひょっとしたら」と予想したくもなる。だが、勢いがない同士の顔合わせは、ドロー決着になるとみる。

 5位の浦和レッズと14位のガンバ大阪の対戦も、順位は離れている。だが、このカードも一筋縄ではいきそうもない。

 両チームとも、直近の試合では敗戦を喫している。浦和はルヴァンカップ決勝進出を逃し、1ケタ順位到達よりもJ2降格圏の方が近いという状態だ。

 そんな両チームの対戦は、浦和の31勝13分28敗とほぼ五分。ホームとアウェイの戦績も、ほとんど差がない。さらに面白いのが、直近5度の顔合わせの結果だ。1試合ごとに勝利と敗戦を繰り返しており、しかも互いに敵地から勝ち点3を持ち帰っている。今回の対戦は、浦和のホームゲーム。ここはG大阪のアウェイでの勝利を予想する。

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