【Jカップ分析】秘密兵器・槙野智章投入も実らず浦和ベスト4で敗退!リカルド監督「相手が抑えやすい動かし方をしてしまった」【セレッソ大阪vs浦和レッズ】勝つための「模索」(1)の画像
浦和のリカルド・ロドリゲス監督「サポーターにタイトル獲得を見せられず残念」 撮影/中地拓也

■10月10日/Jリーグカップ準決勝・第2戦 セレッソ大阪浦和レッズ(ヨドコウ)

 10日に行われたJリーグカップ準決勝の第2戦では、セレッソ大阪と浦和レッズがヨドコウ桜スタジアムで対戦した。第1戦でアウェーゴールを決めたC大阪がホームでも勝ち切り、試合は1-0で終了。浦和が突破するためにはアウェーゴールを最低でも1点以上取る必要があったが、不発に終わり、決勝進出とはならなかった。

 浦和は前半から積極的に得点を狙った。前半31分には、ボールを受けたMF江坂任がペナルティーエリア内でMF伊藤敦樹に落とすと、伊藤がミドルシュートを放つが、DFに当たり枠の外に外れる。続く32分にも、左CKのチャンスから最後はDF明本考浩がミドルシュート。しかし、これは相手GKの正面で防がれ、0-0で前半を折り返す。

 しかし、後半8分、C大阪のFW加藤陸次樹に左サイドの深くでキープされると、角度のないところから至近距離でシュートを打たれる。GK鈴木彩艶が一度はセーブするが、こぼれたところを再度押し込まれた。鈴木も反応したものの、防ぎきれずに先制を許す。

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