■注目の左サイドバックは?


 左サイドバックには長友佑都だ。中山雄太も候補となるが、現在の森保ジャパンの主力左サイドバックは長友である。Jリーグに復帰となったベテランSBは今回も実力を発揮することができるだろうか。

 右サイドバックにはこちらも不動の酒井宏樹。同選手もJリーグに復帰となり、浦和レッズで圧倒的な存在感を発揮している。東京五輪では大車輪の活躍。前回は昨季からフル稼働だったため、中国代表戦前に代表離脱となり休養が与えられた。今回は、2試合に出場し日本の勝利に貢献できるだろうか。

 CBには吉田麻也冨安健洋だ。吉田は所属するサンプドリアでも不動の存在。今季はすでに2ゴールを記録。さらに驚くべきことは、インテルユベントスというビッグクラブからゴールを決めていることだ。そして冨安は今夏にイングランドの名門アーセナルに加入。すでにガナーズファンの心を掴んでいる。

■田中碧の出場は?


 激戦区のボランチには、柴崎岳遠藤航だ。この同年代コンビが9月に続いて、今回の代表戦でもスタメンに名を連ねることになるだろう。特に柴崎は、この10月の代表戦でアピールしたいところだ。

 2列目の右には、出場停止の伊東純也に代わり堂安律を予想した。東京五輪では主力として活躍。オマーン代表戦は途中出場となり、久保建英とともに日本の攻撃を活性化させた。所属するPSVでは当初、控え扱いという予想だったが、ここまでリーグ戦5試合に出場1ゴールを記録。徐々に出場機会を与えられている。

 トップ下にはフランクフルトMF鎌田大地、左ウィングにはリバプールMF南野拓実だ。昨季フランクフルトでリーグ3位の12アシストを記録した鎌田だったが、今季はここまでゴール、アシストともになし。直近のバイエルン・ミュンヘン戦ではベンチ入りも、出番なしに終わった。一方、南野は開幕から出場機会に恵まれず。リーグ戦での出場はないが、EFLカップ3回戦ノリッジ・シティ戦で先発出場。2ゴールを決める活躍を見せた。この2人の活躍が日本の鍵を握ることになるだろう。

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