【J1分析】サッカー日本代表に必要?浦和MF江坂任のキーワードは「距離感」【FC東京VS浦和レッズ】浦和「熾烈な3位争い」(2)の画像
浦和で成長を遂げた江坂は10月の代表選出なるか 撮影/中地拓也

■9月25日/J1第30節 FC東京浦和レッズ(味スタ)

 25日にJ1第30節が行われ、FC東京と浦和レッズの試合は、浦和が2-1で逆転し、白星を飾った。浦和はこれでリーグ戦3連勝となり、勝ち点を54に伸ばした。暫定順位は5位ながら、来季のACL出場圏が与えられる3位を争うヴィッセル神戸名古屋グランパスに勝ち点が並んだ。

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 3位争いは依然として5チームが並ぶ混戦状態が続いているが、今節の白星で勝ち点3を手にした浦和は、3位の神戸と4位の名古屋と勝ち点54で並び、6位のサガン鳥栖と7位の鹿島アントラーズを一歩リードする形となった。 

 好調を維持する要因は、やはり今夏に移籍してきた江坂任の存在が大きい。2試合連続ゴールを決めた江坂は、ここのところ、試合後の会見でよく「選手同士の距離感」というキーワードを口にする。今節も、失点後のプレーについて問われると、「空いているスペースや選手間の距離を見ながらボールを回せていた」と話していた。

 江坂がワントップの位置で先発するのは、カップ戦も含めて5試合目だが、トップ下を務める小泉佳穂とのコンビネーションは日を追うごとに精度を増し、絶妙な距離を保っている。さらにそれに加えて、汰木康也関根貴大ら前線の選手たち、サイドを務める酒井宏樹明本考浩らとも複数人で連携し、ボールも人も動かしながら攻撃を仕掛けるのが最近の浦和のスタイルだ。江坂がピッチ上で常に意識している「距離感」は、チーム全体のポジショニングにおいても相乗効果をもたらしている。

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