■酒井の離脱の可能性は?
日本代表は10月上旬にW杯アジア最終予選を2試合戦うが(7日=サウジアラビア戦、12日=オーストラリア戦)、直近の中国戦(9月7日)で先発出場した久保建英の欠場が確実視されている。
さらにスコットランドで好調だった古橋亨梧も負傷離脱中なうえ、伊東純也も7日のサウジアラビア戦は出場停止と、厳しい状況に置かれている。ここでさらに酒井も欠場となれば、日本代表の戦い方に大きな変化が生じることとなる。
特に右サイドは、伊東と酒井の両方がいなくなれば、チーム全体の連携面にも影響を及ぼす可能性がある。
酒井は9月の代表期間中にオーバーワークを考慮されて途中離脱しているだけに、軽傷であったとしても不安は残る。日本のサッカーファンが注目した日本代表サイドバック対決は、終わってみれば酒井のコンディションが危惧される一戦となったのである。