「酒井宏樹は負傷交代」「長友佑都は右にコンバート」“波乱の結果”!10月の日本代表戦への影響は?「禁断の日本代表SB対決(2)」の画像
長友佑都の裏を突いた酒井宏樹のゴールシーン 撮影:中地拓也
※その1はこちら

■9月25日/J1第30節 FC東京 1-2 浦和レッズ(味の素スタジアム)

 今夏からJリーグに復帰した長友佑都酒井宏樹が、Jのピッチでついに対面したこのゲームは意外な展開となった。開始わずか36秒で酒井宏樹が失点シーンに絡めば、前半ロスタイムには長友が背後を取られてFC東京が失点。しかも、その同点ゴールを記録したのが酒井だった。日本代表サイドバック対決は、前半45分でそれぞれが失点と得点に絡む動きを見せたものとなった。

 そして後半は、さらに波乱の展開となった。その始まりは、66分の浦和・江坂任のゴールだ。後半開始時点から2枚替えを敢行して攻めに出ていたFC東京だったが、江坂のゴールによって浦和がスコアをひっくり返す展開となった。

 このゴール直後に設けられた飲水タイムが終わると、逆転を許してしまったFC東京は伝統の4バックを3バックに変更。ビハインドの状況を打破しにかかった。これに伴い、左サイドバックで出場していた長友は3-5-2の右ウイングバックにポジションを移したのだ。

 酒井はそのまま右サイドバックとして出場したため、両者が別サイドに位置することとなった。日本代表サイドバック対決は、直接のマッチアップとしては68分間で幕を閉じることとなった。

 長友はFC東京に復帰してこれが3試合目となるが、初めて左サイドバック以外のポジションでプレー。チームとしては日本代表左サイドバックを右に回す苦しい展開となった。

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