【J1分析】浦和の「多彩フォーメーション」の解は「小泉佳穂と江坂任」の同時起用【爆進する浦和レッズ】(2)の画像
汰木康也のゴールを祝福する浦和レッズの江坂任と小泉佳穂 撮影/中地拓也
好調レッズを牽引する小泉佳穂と江坂任(20210918)浦和レッズ対セレッソ大阪
■9月18日/J1第29節 浦和レッズセレッソ大阪(埼スタ)

 18日にJ1第29節が行われ、浦和レッズとセレッソ大阪の試合は、浦和が2-0で勝利し、リーグ戦では5試合連続無失点となった。

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 前半10分、MF関根貴大が前線へ長いスルーパスを送ると、FW江坂任が抜け出しながらボールを収め、ゴールへ流し込んだ。実は、この先制シーンでは、江坂がボールにタッチする直前に、トップ下で先発したFW小泉佳穂が関根からのボールをスルーしながら左サイドにいた江坂に預けている。ここのところ、4-2-3-1の布陣で江坂がワントップ・小泉がトップ下を務めている浦和だが、特に攻撃面での好調さはこの2人の連携によるところが大きい。

 江坂は試合後の会見で、小泉との関係性について問われると、「2人の距離間が良く、相手を背後でどのように消すかということを意識している。(小泉との)スイッチのタイミングについては、お互いの距離とお互いのポジショニングを見ながらスイッチをかけられているし、今はそこがうまくいっていると思います」と、手応えを話した。

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