【J1分析】汰木康也「意外すぎる今季初ゴール」の秘密「横浜FC対浦和レッズ」【前線連動の浦和】(1)の画像
浦和の汰木康也は“秘密の特訓”でリーグ戦初のヘディング弾 撮影/中地拓也

■9月11日/J1第28節 横浜FC浦和レッズ(ニッパツ)

 11日に行われたJ1第28節では、横浜FCと浦和レッズが対戦し、アウェーの浦和が2-0で快勝した。浦和はリーグ戦では4試合連続無失点で、5試合負けなしとなった。

 浦和は、準々決勝を突破したカップ戦の川崎戦と同じく、ストライカーを配置しない形で4-2-3-1の布陣で臨んだ。カップ戦と同様に、ワントップはFW江坂任、トップ下をFW小泉佳穂が務めた。

 試合は序盤から浦和がペースを握る。“0トップ”のような形を取った浦和は、中盤でボールを支配し、横浜FCのプレスにも動じない。すると、前半34分、相手に一旦クリアされたボールを小泉が収めて右サイドからクロスを送ると、ファーサイドでフリーになっていたMF汰木康也が頭で合わせて、ゴール左隅に押し込む。汰木の今シーズン初ゴールで浦和が先制に成功した。

 1-0のまま前半を折り返すと、その後も浦和が主導権を握り、後半44分には途中出場のMF大久保智明がプロ初ゴールを決めてリードを広げる。結局、相手の得点は許さず、浦和が2-0で完封勝利を飾った。

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