■オランダで活躍するユーティリティープレイヤー
MF:中山雄太
所属クラブ:PECズヴォレ/オランダ
生年月日:1997年2月16日(24歳)
もう一人は東京五輪で中心選手として活躍した中山雄太だ。オランダ3年目を迎える中山は所属するズヴォレで中心選手としてプレー。東京五輪後、チームでの出場はまだないが、今季も中心選手としてのプレーに期待がかかる。東京五輪では6試合中5試合にスタメン出場。左サイドバックとしてプレーした。
センターバックやボランチでもプレーできる中山は、旗手怜央のスタメン起用も予想される中、左サイドバックの主力として東京五輪でプレー。持ち前の守備力を発揮し、日本のベスト4進出に貢献した。また、OAの吉田麻也が入るまでは、この世代でキャプテンマークを巻いていた。A代表の時期リーダー候補としても期待できる。
ボランチとしてもプレーできる中山はビルドアップに貢献できる。後ろからの組み立てで日本の攻撃にリズムを与えることができる。またサイドからの正確なクロスも武器で左サイドからチャンスを作ることができる。
急なポジション変更、システム変更にも対応できる中山のユーティリティー性はA代表において大変貴重だ。今後の日本の将来を考える上でも、中山のメンバー入りに期待したい。