日本代表・森保一監督に「使ってほしい!」選手3人(ディフェンシブ編)ロシアで攻撃開花のボランチをスタメンに!ドイツ挑戦の若武者、東京五輪で評価を上げたユーティリティー選手もの画像
田中碧 撮影:中地拓也

 FIFAカタールワールドカップ・アジア最終予選が9月2日から行われ、オマーン代表戦(2日、パナソニックスタジアム吹田)と中国代表戦(アウェイ)に向けたメンバーが今月26日に発表される。東京五輪2020が終わったが、今度はA代表の戦いが始まる。今回は、森保一監督に推薦したい、スタメンに起用してほしいディフェンシブの選手3人を紹介する。

■ロシアで攻撃力が開花したボランチ

MF:橋本拳人

所属クラブ:ロストフ/ロシア

生年月日:1993年8月16日(28歳)

 昨季からロシアでプレーする日本代表MF橋本拳人は、今回の代表ウィークでスタメンに推薦したい一人だ。橋本は昨年7月にロシア1部のロストフへ移籍。昨季は膝の怪我で離脱する時期もあったが、公式戦20試合に出場6得点1アシストを記録した。ボランチのみならず、セントラルミッドフィルダーでプレーすることもあり、攻撃力が開花したようにも見られる。シュートへの意識がさらに増したようだ。

 今季のロストフは開幕から不調。橋本は開幕からここまで全5試合に先発出場を果たしている。8月22日に行われた第5節FKオリンピエツ・ニジニ・ノブゴロド戦で今季初ゴールを記録。ロストフに今季初勝利をもたらす活躍を見せた。

 橋本は183cmと日本では大型のボランチだ。ボール奪取能力に秀でており、守備でも攻撃でも貢献できる。まだまだ伸びしろがあり、ここにさらに攻撃力が加われば、相手から嫌がられる”怖い”ボランチとなれるはずだ。日本のボランチは層が厚く競争が激しいが、今後の活躍も期待できる橋本をアジア最終予選でスタメンに起用してほしい。

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