■マリノスで好調のスピードスター
FW:前田大然
生年月日:1997年10月20日(23歳)
所属クラブ:横浜F・マリノス
東京五輪に参加した前田大然はJリーグで好調を維持している。2019年7月に松本山雅FCからポルトガル1部のマリティモにレンタル移籍。だが約1年後の昨年8月にマリノスへレンタル移籍し、シーズン終了後に完全移籍に以降した。前田は途中加入で23試合3得点2アシストを記録している。
今季の前田はシーズン序盤から好調。ここまでJ1で23試合に出場13得点3アシストを記録している。今年7月〜8月にかけて行われた東京五輪に参加し、3試合に出場1得点を記録。林大地がセンターフォワードとしてスタメン起用され、前田は先発では起用されなかったが、持ち前のスピードや守備でチームに貢献した。
前田を語る上で忘れてはいけないのが、スプリント回数だ。サッカーにおいて時速24㎞以上の走行のことをスプリントとしてカウントするが、異次元のスピードを誇る前田の場合、普通に走っていてもスプリントとして数えられる。
Jリーグによると、前田は8月21日に行われたJ1リーグ第25節ベガルタ仙台戦でJリーグ最多記録更新となるスプリント回数「64」を記録した。守備でも攻撃でも走って走りまくる前田の貢献度は毎試合高い。
アジア最終予選では予期せぬ事態やビハインドの状況もあるだろう。そんな時、スピードがあり走りまくれる前田のチームへの貢献度は大きいはずだ。Jリーグで得点を量産するスピードスターを今回の代表ウィークで招集してほしい。