■フランス代表DFの獲得で……
すでに大金を投じていたマン・Uを、今夏の補強費投下額で欧州ナンバー2に押し上げたのが、フランス代表DFラファエル・バランの獲得である。プレミアリーグの開幕戦直前に発表されたこの移籍に、マンチェスター・ユナイテッドは4000万ユーロを投じたとされている。
今夏もやはり、移籍市場をリードするのはプレミア勢になるのかもしれない。バランを売却したレアル・マドリードや、リオネル・メッシの電撃退団で世界を驚かせたバルセロナなどスペイン勢からは、威勢の良い話は聞こえてこない。イタリアではミランとローマが奮闘しているが、ミランが5大リーグのトップ10に入るのがやっと、という状況だ。
だが、移籍市場の閉場はまだまだ先だ。どんな驚きのIN&OUTがあるか、日々の動向から目が離せない。