「サッカー批評のtoto予想」(第1249回)7月17・18日「ACL帰還」の川崎に落とし穴!?の画像
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 今回のtotoではACLに参加していたJ1クラブによる4試合と、J2第23節の9試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 集中開催のACLを戦ったチームは、日本と違う環境での連戦に、消耗は小さくなかったことだろう。移動も長く、気温や湿度にも違いがある。

 そう考えると、より苦しんだと予想されるのが川崎フロンターレガンバ大阪だ。この2チームは、ウズベキスタンで戦った。ウズベキスタンの気温は日中に30度を超えながら、夜には20度ほどまで低下と、寒暖差が激しい。また、からっとしたウズベキスタンから帰国した後は、日本の湿度が一層こたえることだろう。

 昨季の清水エスパルスとの対戦でも川崎は、第13節では5-0と大勝したものの、第31節では終了間際に追いついて2-2と引き分けていた。優勝直後の試合ではあったが、メンバーをほとんど変えてはいなかった。今回も、ACLのグループ突破という大仕事を終えたばかり。負けるとまでは言わないものの、引き分けくらいの落とし穴にはまる可能性はある。

 G大阪もまた、ウズベキスタンから帰ってきた。しかも、日本からの参加4チームで唯一となるグループ敗退と、痛みを抱えて戻ってきた。しかもチーム内に新型コロナウイルス感染者が出るという追い打ちまで受けている。

 相手のアビスパ福岡は4連敗中と、一時期の勢いは失せている。対戦成績もG大阪の12勝4分5敗と勝ち越しているが、福岡のホームゲームでは5勝1分4敗と大きく勝率は下がる。引き分け、あるいは福岡が勝利で連敗を脱する姿は、想像にかたくない。

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