J1リーグ第20節 浦和レッズ―アビスパ福岡
6月27日(日)|19:00 埼玉スタジアム2002
およそ5年ぶりの対戦となった第12節では、試合開始早々に福岡が先制する展開に。浦和はボールをキープして攻撃を仕掛けるが、精度を欠き、逆に追加点を与えてしまった。福岡にとっては、浦和戦は1999年以来の勝利となり、無失点に抑えた。
当時、浦和はボールを保持できるものの、決定力不足が課題となっていた。しかし、この対戦の直後に加入したFWキャスパー・ユンカーは、ここまでリーグ戦7試合に出場して7得点と一気にブレイク。チームも大きく躍進し、上位勢へと食い込んだ。“大型補強”が功を奏した浦和に対し、福岡は直近3試合のリーグ戦では勝ちなしと、戦績は対照的。今節は、浦和にとってはリベンジマッチ。福岡はユンカーをいかにマークできるかが鍵となる。
■浦和レッズ
6位 勝ち点31 9勝4分6敗 24得点22失点 得失点差2
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
L○2-0 柏(A)
L●2-3 湘南(H)
ル△2-2 神戸(H)
天○1-0 富山(H)
ル○2-1 神戸(A)
【通算対戦成績】
H 9試合・ 7勝0分2敗
A 10試合・ 7勝1分2敗
計 19試合・14勝1分4敗
【直近対戦成績】
2021年 5月 1日 J1第12節 ●0-2(A)
2016年 7月 2日 J12nd第1節 ○2-1(A)
2016年 3月12日 J11st第3節 ○2-0(H)
2011年11月26日 J1第33節 ○2-1(A)
2011年 6月22日 J1第17節 ○3-0(H)
【今節のみどころ】
前節の柏戦では、湘南戦での逆転負けから立て直し、スタメンを9人変更。第6節以来のリーグ戦先発となったDF宇賀神友弥が2年ぶりとなるゴールを決めるなど、2-0で完勝した。攻撃は依然として安定しているが、FWキャスパー・ユンカーの加入後、相手チームにも“ユンカー対策”をされ始めた印象を受ける。そのなかでも前節でスタメンを大幅に変更して勝利をおさめたことは、チームの総合力も向上していると見ていいだろう。
今節は、福岡を迎え撃つ。5月に行われた前回の対戦では、昇格組の相手に対し、得点を奪えないまま敗戦となったが、直近ではユンカーの決定力を筆頭に、攻撃面での連動性にも自信を増す。前回の対戦時よりもパワーアップした攻撃力を駆使して、ホームでリベンジを果たしたい。