■6月2日/J1第21節 横浜FCー川崎フロンターレ(ニッパツ)
A代表とU24代表に5人の選手が招集された川崎フロンターレだったが、代わりに出た選手がアウェイで躍動。複数得点を奪ったうえに、初出場のDFイサカ・ゼインが入った最終ラインも危なげなく完封してみせた。2得点を奪ったのは、川崎の11番・小林悠。左ウイングで先発した長谷川竜也と好連携を見せた。
最初の好連携は、16分。ロングボールを競った小林が頭で左のスペースにフリック。これを受けた長谷川が抜け出してGKとの1対1を冷静に決めたかに見えたが、VARの結果オフサイド判定。ノーゴールとなったものの、2人の関係性を見せつけた。
そして67分、長谷川竜也のクロスを小林が押し込んで追加点を奪う。試合の行方を決定付けるプレーを、長谷川は試合後、「2回目に抜け出したときにシュートを考えたんですけど、悠さんの声が聞こえた。練習からやっていて、悠さんは見なくてもいる場所が分かる。声がかかったので、信じてあそこにパスを出しました」と振り返った。