■ポーランドを好きになった理由

 そういえば、来週の水曜日(5月26日)にはグダニスクでヨーロッパリーグ決勝がありますね。チャンピオンズリーグ決勝はマンチェスター・シティチェルシーの顔合わせとなりましたが、ヨーロッパリーグでもマンチェスター・ユナイテッドが決勝に進出。あわや両大会ともイングランド勢の独占になりそうでしたが、アーセナルは準決勝でビジャレアルに敗れてしまいました。

 ビジャレアルの監督は元アーセナルの指揮官でもあるウナイ・エメリ。かつて、セビージャを率いてヨーロッパリーグで3連覇しており、さらにアーセナル時代にも決勝進出を果たしているのですから、よっぽどこの大会がお好みなのでしょう。

 僕が初めてワールドカップを観戦に行ったのは1974年の西ドイツ大会でした。その時はシベリアを横断してモスクワ経由で行ったのですが、モスクワからまず列車でワルシャワに出て、そこから再び列車でベルリンに到着したのです。モスクワまでは団体旅行でしたから、僕にとっての海外一人旅初体験がワルシャワだったのです。

 当時のポーランドはまだ共産党(統一労働者党)の一党独裁政権下で貧しくて、暗いイメージでした。毎日雨が降って天気も悪かったですしね。

 でも、僕はポーランドという国が大好きになりました。ここ数年でも、2012年にはウクライナとの共同開催だったEURO(ヨーロッパ選手権)があり、また2019年にはUー20ワールドカップがあったので、ポーランドのあちこちを旅行しました。グダニスクではグループリーグでスペイン対イタリアの好カードなどが行われましたし、2019年の大会の時には日本代表のメキシコ戦もグダニスクの隣のグディニアでありました。

 グダニスクとその北隣のソポト、そしてさらに北のグディニアという、グダニスク湾に面した3つの港湾都市は別々の町なのですが、まるで一つの町のようにつながっています。そして、3都市の中で最大なのがグダニスクです。

 Uー20ワールドカップの時も、グディニアにはホテルが少なかったのでグダニスク郊外に泊まっていました。中央駅からバスで15分くらい行ったところの小高い丘の上にあるロッジでした。ロッジのオーナーの年配の女性が作る朝食も美味しかったです。

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