■三笘はチーム3位の5得点目
この試合で左サイドで先発したのは、旗手怜央と長谷川竜也だった。マルチロールな活躍ができる旗手は、名古屋戦2連戦でインサイドハーフだったもののパナスタのピッチでは左サイドバックで起用された。長谷川は左ウイングだ。その長谷川が先制弾をお膳立てするドリブルで結果を出していた。
70分、ガンバ大阪がホームで反撃を狙うタイミングで鬼木達監督がアンカーのジョアン・シミッチと長谷川を下げて登里と三笘を投入した。旗手はインサイドハーフに位置を移して、左サイドはフレッシュなコンビとなった。その2人が、追加点を奪ったのだ。
これで三笘は今季5ゴール目。10得点のレアンドロ・ダミアン、6得点の家長昭博に続くチーム3位の得点数だ。チームは開幕からの無敗連続記録を15試合に伸ばし、首位を独走中。破壊力抜群の左サイドが、川崎をさらに活性化させそうだ。