■クルピ監督「もっともっと良いものが出せる」
とはいえ、この試合で勝ちきれなかったことは、次に生かさなければいけない課題だ。
「選手の力を考えれば、もっともっと良いものが出せるチームだと思う」
クルピ監督がこう話したように、本来の理想像ははるかに上。新戦力をうまくフィットさせながら、チームを作っていく必要がある。
セレッソはこれで13試合を消化し、勝ち点21の6位。5位の神戸(勝ち点23)、4位横浜Fマリノス(同24)、3位のサガン鳥栖(同26)と上位争いをするうえで、これ以上離されるわけにはいかない。指揮官が「筋肉系のケガ」と明かした大久保の負傷の具合も気になるが、エースの立場を脅かすようなチーム作りを進めてみせる。